キューピー フェスティバル
会期:2009年2月1日(日) ~ 2月15日(日)
会場:銀座人形館 Angel Dolls


今回の展示では、キューピー誕生において重要な意味を持つ、 Ladies' Home Journal誌のいくつかを展示販売しています。
物語りの中で生き生きと活躍するキューピーは、その生みの親であるローズ・オニールが伝えたかった想いが直に感じられて、心が温かくなります。

Ladies' Home Journal誌の表紙(左)とキューピーのページ(右)
当時の本にしては驚くほど状態がよいものです。

主な登場キューピー
この8人(?)のキューピーは、各話共通で登場し、さまざまなシーンで
大活躍します。
こんなキャラクターがいたなんてご存知でした?

Wag the Chief
This One's Careful
of His Voice
The Carpenter
The Cook
The Kewpie Army The Gardener
Always Wears His
Overshoes
Plain Kewpies

当時、このシリーズは評判となり、紙を切り抜いて張り合わせて作る紙人形が付録として制作されたそうです。
下の写真は当時の読者が作成したと想われるスクラップで、右はお話の部分を切り取って貼り付けたものです。何度も読み返したのでしょう。一部すり切れた部分もあります。左のページが付録についていた紙人形でしょうか。キューピーは6人(?)ですが、いずれも立体感のある画像で、これから発展して人形が造られたというのもうなずけます。
このスクラップは今回展示しておりますので、どうぞお手に取ってご覧ください。



いくつかを画像でご紹介します。
下の画像はタイトル部分を拡大したものです。
Varse and Pictures By Rose O'Neil と書かれています。子供の味方であり、孤独な老人の味方であり、黒人の子供の味方であり、元気でやさしいキューピーは時にサーカスでも活躍したりします。
スクラップを写真撮影したものであるため、一部画像が汚れていることについてはご容赦願います。